クライスラー「愛の喜び」-ラフマニノフ編曲
クライスラーの有名なヴァイオリン曲「愛の悲しみ」と
「愛の喜び」の2曲のうち、
今回は「愛の喜び」を演奏します。
「愛の喜び」の2曲のうち、
今回は「愛の喜び」を演奏します。
クライスラーとラフマニノフはほぼ同年代で、
マネージャーが同じであったこともあり親交を深めました。
2人はグリーグのヴァイオリンソナタやベートーヴェンのソナタなど録音しています。
またラフマニノフはクライスラーの愛の悲しみと愛の喜びを
ピアノ独奏用に編曲したほか、コルレリのテーマによる変奏曲を
クライスラーに献呈しました。
一方クライスラーはラフマニノフの歌曲をオブリガードつきで編曲しています。
ヴァイオリンの原曲のほうは、
どちらかといえば朗らかで軽いイメージですが、
ピアノ編曲のほうではいかにもラフマニノフらしい
音の厚みを持って迫ってきます。
軽やかな表現の中にも高速のアルペジオや
半音階のパッセージが飛んで遊んでいるかのように現われ、
弾きこなすのは至難の業。
どちらかといえば朗らかで軽いイメージですが、
ピアノ編曲のほうではいかにもラフマニノフらしい
音の厚みを持って迫ってきます。
軽やかな表現の中にも高速のアルペジオや
半音階のパッセージが飛んで遊んでいるかのように現われ、
弾きこなすのは至難の業。
この曲が持つ喜びの表現、
ラフマニノフのピアノを最大限に生かしたテクニックに
少しでも近づけるように挑戦していきたいです。
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